無料ブログはココログ

2011年8月 4日 (木)

永遠の0

評価 上の下
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り……それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。

これ好きだわ。貸主が言ってたように確かに文面にいらっとすることが多々あったけどね。もちろん戦争なんて書物によって書いてあること違うだろうけど、これ読む限りなんか日本のお偉いさんたちは本当に当てにならないなって思った。今も昔も変わらないね。

2011年6月 7日 (火)

八日目の蝉

評価 中の上

野々宮希和子は、不倫関係にあった、秋山丈博と妻・恵津子の間に生まれた、生後半年の赤ん坊・恵理菜を、アパートから連れ去り、かつて丈博と話した名前「薫」と命名して、三年半の逃亡生活をおくる。
丈博との間に出来た子供を堕胎したことがあり、「薫」を本当の自分の子供のように思い、慈しんで可愛がる希和子が悲しくもあり、微笑ましくもあった。
友人・老女・宗教団体「エンジェルホーム」・友人の実家などを渡り歩いた末に、希和子は逮捕され、幼い恵理菜は両親と妹の元に帰る。

二章は、薫こと恵理菜の視点で語られる。
月日は流れて、恵理菜は大学の合格とともに、両親や妹から離れて一人で暮らす。
バイト先で知り合った妻帯者・岸田の子供を身ごもり、堕胎するつもりが、医師の
つぶやきを聞いて産むことを決める…。

他の蝉と同じように七日間で死んだほうが辛いことなどを見ないから幸せなのか八日目の先を生きたほうが他の蝉が見ることができなかった景色を見れるから幸せなのか。

八日目の先を生きて幸せだったと思えるような人生を送れるといいですね。

2011年1月 6日 (木)

ゴールデンスランバー

評価 中の上

首相公選制が存在する現代。仙台市では金田首相の凱旋パレードが盛大に行われていた。それと時を同じくして、青柳雅春は、数年ぶりに旧友の森田森吾と再会していた。森田の様子がおかしいことを訝しむ青柳に、森田は恐るべきことを告げる。あまりにも巨大すぎる陰謀から、青柳は友達の力を借りて逃亡を始めるが…

面白いね。こういう風に物語を読者に推定させるような話よりかは全ての伏線を回収してどんでん返しみたいな感じのほうが好きかな。

2010年11月17日 (水)

橋ものがたり

評価 中の中

様々な人間が日毎行き交う江戸の橋を舞台に演じられる、出会いと別れ。男女の喜怒哀楽の表情を瑞々しい筆致に描く傑作時代小説。

最初面白いと思って読んでたんだけど、似たような話ばっかりで尻すぼみでした。

2010年10月29日 (金)

私の男

評価 中の中

消費されて終わる恋ではなく、人生を搦めとり、心を縛り支配し、死ぬまで離れないと誓える相手がいる不幸と幸福。 優雅で惨めで色気のある淳悟は腐野花(くさりのはな)の養父。物語はアルバムを逆から捲るように、二人の過去へと遡る。震災孤児となった十歳の花を若い淳悟が引き取った。空洞を抱え愛に飢えた親子には、善悪の境も暗い紋別の水平線の彼方。そこで少女を大人に変化させる事件が起き……。

まぁまぁ。男が女を支配しているのかと思いながら読んでたけど、どうやら逆っぽいね。

2010年3月22日 (月)

がらくた

評価 中の中

私は彼のすべてを望んだ、その存在も、不在による空虚さも─。45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。そして、大胆で不穏な夫。彼は天性の魅力で女性を誘惑する。妻以外のガールフレンドたちや、無防備で大人びた美海の心を。柊子はそのすべてを受け容れる、彼を所有するために。知性と官能が絡み合い、恋愛の隙間からこぼれ出す愉悦ともどかしさを描く傑作長編小説。

何ともいえない。なぜなら言ってることの意味がわからないから。それでも中の中という評価にしたのはきっと主人公夫婦が合っていることが確かに伝わってくるから。

2009年12月11日 (金)

どちらかが彼女を殺した

評価 中の上

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

最後まで犯人が明らかにならないのは若干じれったいね。俺は推理の手引き見るまで全くわかりませんでしたよ(笑)

2009年11月28日 (土)

終末のフール

評価 中の中

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命3年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

俺あまり好きじゃなかったな~。チルドレンもそうだけど、伊坂の短編はあまり合わないかも。

2009年11月 7日 (土)

さまよう刃

評価 上の中

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。重く哀しいテーマに挑んだ、心揺さぶる傑作長編。

これはすごい。正義って本当に何?警察が犯罪者を守る。法律も犯罪者を守る。遺族はどうしたら報われるんだろう。重かったな。読むのが辛かったです。

2009年10月25日 (日)

月光の東

評価 中の中

「月光の東まで追いかけて」。出張先のカラチで自殺を遂げた友人の妻の来訪を機に、男の脳裏に、謎の言葉を残して消えた初恋の女性の記憶が甦る。その名前は塔屋米花。彼女の足跡を辿り始めた男が見たのは、凛冽な一人の女性の半生と、彼女を愛した幾人もの男たちの姿だった。美貌を武器に、極貧と疎外からの脱出を図った女を通し、人間の哀しさ、そして強さを描く傑作長編小説。

読み始めかわ終わりまでに時間がかかりすぎてしまった。あまり記憶が繋がらないのが残念!

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31