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2009年11月 7日 (土)

さまよう刃

評価 上の中

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躙された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――。重く哀しいテーマに挑んだ、心揺さぶる傑作長編。

これはすごい。正義って本当に何?警察が犯罪者を守る。法律も犯罪者を守る。遺族はどうしたら報われるんだろう。重かったな。読むのが辛かったです。

2009年10月25日 (日)

月光の東

評価 中の中

「月光の東まで追いかけて」。出張先のカラチで自殺を遂げた友人の妻の来訪を機に、男の脳裏に、謎の言葉を残して消えた初恋の女性の記憶が甦る。その名前は塔屋米花。彼女の足跡を辿り始めた男が見たのは、凛冽な一人の女性の半生と、彼女を愛した幾人もの男たちの姿だった。美貌を武器に、極貧と疎外からの脱出を図った女を通し、人間の哀しさ、そして強さを描く傑作長編小説。

読み始めかわ終わりまでに時間がかかりすぎてしまった。あまり記憶が繋がらないのが残念!

2009年8月26日 (水)

悼む人

評価 中の上

全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人(さかつき・しずと)。彼を巡り、夫を殺した女、人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる。

生と死について描いた作品かな。あとは愛。人は愛に無関係では生きていけないんだね。俺を除いて(笑)

2009年3月30日 (月)

白夜行

評価 上の下

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、容疑者の娘・西本雪穂ー暗い眼をした少年と並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいく。二人の周囲に見え隠れする、いくつもの恐るべき犯罪。だだ,何も証拠はない。そして19年・・・。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長編。

854ページという長さにも関わらず、飽きることなく読めた。本当に面白い。

2009年3月24日 (火)

ゲームの名は誘拐

評価 上の下

敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。”ゲームの達人”を自称する葛城に、2人はプライドをかけた勝負を挑む。娘を人質にした狂言誘拐。携帯電話、インターネットを駆使し、身代金3億円奪取を狙う。

映画と結末違うけど、めっちゃおもしろかった。ってか映画ですらおもしろかったから、小説が面白いのは当たり前か。

2009年1月 8日 (木)

東京湾景 吉田修一

評価 中の上

「愛してないから、こんなに自由になれるの」「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。嘘と隠し事で仕掛けあう互いのゲームの目論見は、突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、二人は運命の恋に翻弄される。東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、最高にリアルでせつないラブストーリー。

この作家が描く恋愛は本当にリアルで読んでて怖くなるね。亮介の

「どんなに好きでいたくても心が飽きたって言うんだよ。」

っていうセリフが心に染みる。心の底から好きになった子も結局今では過去の人だからね。

2008年12月29日 (月)

落日燃ゆ

評価 中の上

7人のA級戦犯のうち、唯一の文官であった元総理、外相広田弘毅。戦争防止に努めながらも、東京裁判ではその努力は認められず、絞首刑を宣告された。裁判を通じて一切の弁解をせず死を従容として受け入れた広田の生涯を、激動の昭和史と重ねながら抑制した筆致で克明にたどる。

広田さんはすばらしい人柄だな。この人の意見が通っていたら、第2次世界大戦は回避できたのかもって思った。ただ、そんな人が死刑だからね。勝者による裁判は考えものですね。

2008年12月13日 (土)

日曜日たち

評価 中の中

別々に東京で生きる5人を結ぶ「日曜日」
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。

この人の小説って特に何も起こらないんだけど、ものすごい現実的で考えさせられますね。

2008年11月20日 (木)

熱帯魚 吉田修一

評価 中の上

大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。

主人公がリアルな分だけ、切なくなった。本を読んでてこんなに切なくなったのは久しぶりだな。俺も熱帯魚になるんだろうな~って思った。

2008年10月15日 (水)

MISSING

評価 中の上

眠りの海・祈灯・蝉の証・瑠璃・彼の棲む場所の5つが入った短編集。

どれもよかったけど、俺は祈灯が一番好きかな!!切なさがたまらないね。

2008年9月24日 (水)

イニシエーション・ラブ

評価 上の下

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて・・・。甘美で、時にほろ苦い青春の一時を瑞々しい筆致で描いた青春小説ーーと思いきや、最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する。

これはやばいね~。最後から2行目でミステリーに大変身。女はこわいです(笑)こういう叙述トリックは大好きです!!

2008年9月22日 (月)

おいしいコーヒーの入れ方Ⅱ 僕らの夏

評価 中の上

5歳年上のいとこのかれんとその弟の丈と同居して1年。大学生になった勝利の毎日は不安と焦りで一杯。恋人でもあるかれんとの仲がなかなか進展しないからだ。ファーストキスを交わしたけれど、かれんは本当に僕のことを好きなのだろうか?強力なライバルの出現、そして大学での新たな人間関係と、勝利の心は休まる暇もない。シリーズ第二弾。かれんと勝利、2人の夏が始まる。

たぶん勝利より俺の方がかれんのことを好きなんじゃないかな?ただ勝利と違うのは俺は星野りつ子でも構わないってことかな(笑)

2008年9月20日 (土)

おいしいコーヒーの入れ方Ⅰ キスまでの距離

評価 中の上

高校3年になる春、父の転勤のため、いとこ姉弟と同居する羽目になった勝利。そんな彼を驚かせたのは、久しぶりに会う5歳年上のかれんの美しい変貌振りだった。しかも彼女は、彼の高校の新任美術教師。同じ屋根の下で暮らすうち、勝利はかれんの秘密を知り、その哀しい思いに気づいてしまう。守ってあげたい!いつしか一人の女性としてかれんを意識し始める勝利。ピュアで真摯な恋の行方は・・・。

いとこやばい!!いざとなったら結婚できるし!!従兄弟欲しい。あとかれんはけっこう理想のタイプかな。年もタメだしね。タメでかれんみたいな逸材が残ってたら、確実に狙うわ。

2008年8月10日 (日)

フェイク

評価 中の上

岩崎陽一は、銀座の高給クラブ「クイーン」の新米ボーイ。昼夜逆転の長時間労働で月給わずか15万円。生活はとにかくきつい。そのうえ素人探偵とは誰にもいえない。ライバル店から移籍してきた摩耶ママは同年代で年収1億といわれる。破格の条件で彼女の運転手を務めることになったのはラッキーだったが、妙な仕事まで依頼されて…。情けない青春に終止符を打つ、起死回生の一発は炸裂するのか。抱腹絶倒の傑作コン・ゲーム。

最後の最後で人生大逆転!!もはや最後のワインすらフェイク!!

2008年7月30日 (水)

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

評価 中の中

高い壁に囲まれ、閉ざされた街で、一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語〔世界の終り〕。老科学者により、意識の核に奇妙な思考回路を組みこまれた〈私〉が、その回路に隠された秘密をめぐって活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静かな幻想世界と波乱万丈の冒険劇が交互に進み、そして迎える意外な結末。

わたが言ってたように確かに不思議な話だった。自分に残された時間があとわずかだから何するかみたいになって、結局は女と寝るしかないってところはたぶん男全員が出す結論だろうなって思った(笑)

2008年6月22日 (日)

ノルウェイの森

評価 上の下

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

これすごいわ~。主人公が妙にリアルだし。最後に新たな一歩を踏み出したと思ったら・・・みたいな。

2008年6月10日 (火)

卒業

評価 上の下

「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが――。悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。

授業中に「追伸」を読んだんだけど、泣いた(笑)涙とめどなく溢れてきたよ。母親の愛ヤバい!!ただ授業中泣くとかマジキモいなsweat01

2008年6月 4日 (水)

哀愁的東京

評価 中の上

進藤宏。40歳。新作が描けなくなった絵本作家。フリーライターの仕事で生計を立てる進藤は様々な人に出会う。破滅のときを目前にした起業家、閉園する遊園地のピエロ、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感を無くしたエリート社員・・・。進藤はスケッチを続ける。時が流れることの哀しみを噛み締め、東京という街が織りなすドラマを見つめて。

切ない!!なんか全ての話が妙にリアルだし。将来は生の実感を失くしそうです。自分が痴漢で捕まったら、生の実感がなくなったってことで!

2008年5月26日 (月)

熱球

評価 中の上

甲子園に憧れていた。予選を勝ち進んだ。でも、決勝戦前夜の悲劇が僕と仲間たちの夢を断ち切った。二十年後、三十八歳になった僕は一人娘を連れて故郷に帰ってきた。仲間と再会した。忘れようとしていた悲劇と向き合いあった。懐かしいグランドでは、後輩たちが、あの頃と同じように白球を追っていた。僕も、もう一度、同じようにマウンドに立てるだろうか。大人の再出発を描く長編。

ちょっと話の軸からそれるんだけど、ずっとここらへんの地域で働ける会社を選んでマジでよかったと思った(笑)やっぱ親は俺が支えていかないとな~。

2008年5月19日 (月)

陽気なギャングの日常と襲撃

評価 上の下

人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に――史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。

確かに「地球を回す」の方がおもしろいけど、俺はこれも普通におもしろかった。

2008年5月11日 (日)

宿命

評価 上の下

高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に10年ぶりに現われたのは学生時代のライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼馴染の2人が宿命の対決を果たすとき、あまりにも皮肉で感動的な結末が用意される。

宿命の本当の意味は最後の10ページまでわからない、ということが帯に書いてあったけど、まさにその通りだった!!事件自体はあっけない結末だけど、それ以外の部分でここまで意外性を出せるのはすごいと思う。

変身

評価 中の中

平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを自分ではどうしようもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植されたドナーの正体を突き止める。

微妙だったな~。心臓が止まってもその人の脳は生きているっていう設定は、脳死にも繋がるいいテーマだったと思うんだけど、あまり面白くなかった。東野圭吾は波があるのかな?

2008年5月 3日 (土)

秘密

評価 上の中

妻・直子と小額5年生の娘藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の身体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった。

これはめっちゃおもしろい!!今までで一番面白かったかも。衝撃のラストだわ。切なすぎです。

2008年4月27日 (日)

片思い

評価 中の中

10年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲郎は、美月の親友である妻と共に、彼女をかくまうが・・・。10年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いたミステリー。

これは俺にはちょっと難しいな。性同一性障害の話。男女って表と裏ではなく、メビウスの帯に例えるらしいよ。

2008年4月19日 (土)

死神の精度

評価 中の上

1CDショップに入り浸り2名字が町や市の名前であり3受け答えが微妙にずれていて4素手で他人に触ろうとしない。そんな特徴を持つ死神が、一週間の調査の後、対象者の死に可否の判断を下し、翌8日目には死は実行される。クールでどこか奇妙な千葉が出会う6つの人生。

映画とけっこう違う展開。死神は人間世界のことを知りたいから、単純な疑問を人間にぶつける。そんな単純な疑問って結構考えさせられたりするもんだよね。まぁ普通におもしろかった!!

2008年4月12日 (土)

時生

評価 上の下

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。

東野圭吾はやっぱおもしろいな!!時空絡むのも大好きだし!

今手元に伊坂幸太郎2冊・東野圭吾4冊あるから、しばらく授業時間が楽しめそうです。

2007年11月 8日 (木)

ZOO

評価 上の下

カザリとヨーコ・SEVEN ROOMS・SO-far そ ふぁー・陽だまりの詩・ZOOの5作品を収録した短編集。

鵺はこれ微妙だよって言ってたけど、俺はかなり楽しかった!!1番おもしろかったのはSEVEN ROOMSかな。姉の勇気は絶賛だね。

2007年10月30日 (火)

黒と茶の幻想

評価 中の上

学生時代の友人4人が、時を経て、Y島へ旅に出る。その旅の会話では、1人の女性が浮かび上がってきた。

時間かかりすぎたから、俺が忘れてるだけかもしれないんだけど、あの出来事の真相が明らかになってない気がする・・・

2007年10月15日 (月)

I LOVE YOU

評価 上の下

現在活躍している男性作家5人が、色々な恋愛を書いた短編集。

おもしろいね~。俺も鵺とよ~すけと同じで、伊坂の話が1番おもしろかった。奴は天才だね!!

2007年10月 4日 (木)

月の影 影の海

評価 中の上

平凡な日常を過ごす、女子高生が、ある日、別世界へと、旅立つことになってしまう。

精神的な問題で、2冊の本を読むのに3週間ぐらいかかってしまった。スムーズに読めれば、もっと楽しめただろうに・・・学校も始まったし、授業中を利用して、もっと読むスピードを上げていかないと!!

2007年9月15日 (土)

流星ワゴン

評価 上の中

人生に絶望している1人の男の前に、1台のオデッセイが停車する。それに乗った永田は、自分の人生の過去へ向かう不思議な旅路へ出発した。

めっちゃいいな!たとえ現実は変わらなくてもやっぱやり直したい過去ってあるしね。まぁできれば現実も変えて欲しいんだけれど(笑)

2007年9月13日 (木)

オーデュボンの祈り

評価 上の下

銀行強盗未遂を犯した伊藤は、轟に連れられ、荻島に来た。そこには、嘘しか言わない画家、殺人を許された男、未来がわかるかかしのいる島だった。翌日、未来を読めるはずのかかしが殺される。

細かい部分まで考えられてすごい!!つーか題名がいい。「祈り」っていうのがなんとも言えない。

2007年9月10日 (月)

重力ピエロ

評価 中の上

連続放火の事件が起きた。主人公泉水の弟・春は放火の現場の近くにグラフィティアートがあるというルールを発見する。だが、放火は、それだけではなく、遺伝子とも関係していた。

今回は主人公の一家のそれぞれの想いが伝わってくる小説だった。事件の謎解きもおもしろいんだけど、俺は、それ以上に一家のつながりを感じた!!

2007年9月 5日 (水)

失われる物語

評価 上の下

表題作の他、Calling You・傷・僕の賢いパンツくん・ウソカノ・手を握る泥棒の物語・しあわせは子猫のかたち・マリアの指を含んだ短編集。

いいね!!おもしろい!!けっこう重い話だけど。だけど、重いだけでは終わらないのがいいと思った!!

2007年9月 3日 (月)

MOMENT

評価 中の上

病院で清掃のアルバイトをする傍ら、死を目前にし患者の願いを1つだけ適える主人公。その願いには、患者様々な想いがつまっていた。

最後の話が1番心に残ったな。命の大切さというか、命について考えさせられるね。自分の命ではあるけど、自分1人の命っていうわけではないもんね!

2007年8月23日 (木)

評価 中の上

ある女子高生が殺害された。その殺され方は「ミリエル」という名の香水を売り出すために流した噂そのままだった。

内容はもちろんおもしろかったんだけど、時期が時期だけに、マーケティングにおける口コミの重要性を改めて感じた本だった(笑)

2007年8月17日 (金)

ナイフ

評価 中の上

色々な形のいじめを色々な視点で描いた短編集。

これ重いなぁ~。マジで。今毎日いっぱいいっぱいだけど、俺なんてまだまだだな!!頑張ろう、人生!!

2007年8月12日 (日)

コンビニ・ララバイ

評価 中の上

小さなコンビニ「ミユキマート」を訪れる、ワケありの人たち。彼らはこのコンビニで、自身の気持ちに整理をつけ、再び人生の新たな一歩を踏み出していく。

この本は暖かいね。読んでると気持ちが澄んでいくよ。物騒な事件が続き、どの企業も利益を追い求める中、こんなコンビニがあれば、繁盛するのではないでしょうか。現代の人間は心の底では安らぎを求めてるからね。

2007年8月 8日 (水)

プリズンブレイク

評価 中の上

副大統領の兄弟殺しという罪で逮捕されたリンカーン。だが彼は無実だった。そんな彼を救うべくIQ200を誇る弟のマイケルは、わざと捕まり、牢獄から兄を引き連れての脱出を試みる。

マイケルの頭の良さをそこまで感じられなかったのが残念。ただ、裏である組織の陰謀がからんでくるなど、おもしろい部分が多く、十分楽しめる。

2007年7月25日 (水)

そのときは彼によろしく

評価 中の上

アクアプランツのお店を営む智史の元に現れたスーパー・モデルの鈴音。彼女を幼き日の親友・花梨と知らずに、店員として雇う智史。 再会を喜ぶ2人は、もう1人の親友・祐司に会いに行くが、祐司は事故で昏睡状態となっていた。そして、花梨の秘密が明らかになっていく。

バイトの休憩時間のみで読んだから、1ヶ月くらいかかったけど、普通に楽しめたかな。俺このタイトルはずっと花梨からのことだと思ってたけど、違ってたわ。「そのときは彼によろしく」・・・なるほど。このタイトルから察するとこの話が言いたかったのは、単なる恋愛じゃないと思う。

それにしても市川拓司はこういう系のファンタジーがうまい!!俺が今書いてるのクソみたいに思えてくるわ(笑)また書き直そっと。

2007年7月17日 (火)

チルドレン

評価 上の下

自分の考えを持ち、それを周囲の人々にも当てはめようとする男・陣内。そんな彼の周りで巻き起こる5つの奇跡を描いた作品。

5つの物語のオチもすごいんだけど、それぞれの物語を書く順番も考えられててすごいと思った。ホントに1つも無駄がない感じ。「チルドレン」、なるほどね~!!

2007年7月 7日 (土)

琥珀の望遠鏡

評価 中の上

ライラがさらわれた。そこでウィルはライラの救出に向かう。神秘の短剣が折れてしまうというハプニングにさらされるも、ライラの救出に成功する。そして、ライラは友達のロジャー、ウィルは父親に会うため、2人は死者の世界へ向かった。一方、地上では、最後の戦争が始まった。ファンタジーライラの冒険シリーズ、第3弾、ついに完結。

終わり方はなんか切なかったな~。せっかく両思いだったのに。恋愛の成功率が散々な自分にとっては、特に響きます(笑)

まぁ物語自体は、話がややこしく、難しい感じもするけど、ファンタジーらしく夢もあったし、よかった。

2007年6月29日 (金)

グラスホッパー

評価 上の下

妻を殺された鈴木は復讐のため、犯人の会社で働く。だが、その犯人は「押し屋」と呼ばれる男に殺される。鈴木は「押し屋」を追うことに。一方、自殺専門の殺し屋「鯨」、ナイフ専門の殺し屋「蝉」も、時を同じくして、「押し屋」を追う。

伊坂おなじみの、相変わらずのいいテンポで話は進む。個人的な感想は、どこまでが現実か・・・というより、どこまでが実在し、どこから幻覚なのか。今までの小説とは一味違い、新境地を感じさせる小説。

同級生

評価 中の上

1人の女子高生が交通事故死する。が、その女の子は妊娠していたことが発覚した。さらに、学校側のミスも事故の原因の一つであることが判明。主人公西原は、その子の父親であることを公表し、事故の真相を究明する。

途中までは文句なし。度々明らかになる事実に驚きも興奮もした。ただ、最も怪しい人物が、そのまま犯人になってしまったのが、残念!!

2007年6月 9日 (土)

神秘の短剣

評価 中の上

父親を追って別の世界に来たライラはそこでウィルという少年に出会う。ライラはウィルと共に、ウィルの父親探しを手伝う。途中羅針盤を盗まれるも、神秘の短剣を手に入れ、無事に取り戻すことに成功する。そして、事態は最後の戦争へと向かう。ファンタジー、「ライラの冒険」シリーズ第2弾。

うん、おもしろいね!続きがかなり気になる。ただまぁチャイ語の勉強したいから、読むのは先になりそう・・・

2007年6月 8日 (金)

アヒルと鴨のコインロッカー

評価 上の下

主人公が引っ越してきたアパートの隣人、河崎。そんな彼がいきなり「本屋を襲わないか」と言ってくる。狙いは1冊の広辞苑。「僕」は乗り気ではなかったが、気づけば彼の手伝いをしていた。

うん、いいね。伊坂さんはこういう作品も書けるんだね。今回は、切なさが残りました。もちろん軽いサプライズもあるし。おもしろかった。

他の作品も貸してもらおうと思った!!

2007年5月18日 (金)

黄金の羅針盤

評価 中の中

主人公の女の子、ライラの周りで子どもの誘拐事件が続出する。その子どもたちを救うため、ライラは色々な人や動物の助けを借りつつ、子どもたちが捕まっていると言う北極へ向かう。そこでライラが見たものとは!?ファンタジー、「ライラの冒険シリーズ」の第1弾。

やっぱたまにはファンタジーもいいよね。現実世界から離れられるし、夢もあるし。まあY氏の言うとおり最初はつまらなくてどうなることかと思ったけど(笑)でも最後はおもしろくなってきたわ!!!

2007年5月 1日 (火)

1リットルの涙

評価 上の下

脊髄小脳変性症にかかった女の子の日記。働けない。人の役にも立てない。それでも生きたい。そんな思いも空しく、彼女は25歳10ヶ月の若さで永眠する。

これは部分部分でリアルに泣けてくる。やばいね~。日々精一杯生きなきゃね!!生きるだけでいっぱいいっぱいな人もいるんだから。生きたくても生きられない人もいるんだから。その人たちが過ごす1日1日と、自分の1日1日の重みが違いすぎるから、そこを埋めていけるようにしたいね。

正直俺みたいな普通の人間が何言ってもきれいごとになっちゃうんだけどね。まだ社会に出てないし、人の役にも立てない大学生だけど、やっぱ親に心配かけないようにしよう。夜遅くなるときはメールしよう。とりあえず親に心配かけるような奴が、人の役に立てるような人間にはなれないと思うんだよね、俺は。まあそんな感じです。

2007年4月24日 (火)

リアル鬼ごっこ

評価 上の下

全国500万人の<佐藤>姓を抹殺せよ!!時は西暦3000年。150代にも渡る佐藤姓の王様は<佐藤>はこの世に自分だけでいいと、この指令を発した。期間は1週間。時間は、毎晩23時から翌0時までの1時間。大学生の佐藤翼は幼いころ生き別れた妹を探しつつ、このゲームから生き残ろうと、疾走する。

この話は怖い!!マジ王様憎むわ。なんてゆーか、普通のホラーよりもこういうホラーの方が全然怖い!!逃げ切るとか無理だろ~・・・。この話で何がむごいって、佐藤姓の人々と、鬼に任命された人以外、普通の生活を送ってることかな。そこの対比とか。

あとね~名字を対象にしてるところもやばいな~。「家族」の存在とかあるし。マジかっこつけとかじゃなくて何かあったら家族は俺が守ろうと思った。

2007年4月10日 (火)

LOST SEASON2

評価 上の下

ついに謎のハッチが開かれた。中に存在するのは「世界を救うコンピュータ」。108からカウントし1分ごとに数字が一つ減る。そして数字が0になる、つまり108分ごとに4・8・15・16・23・42を入力するのだ。その存在意義をめぐり、生存者の関係にヒビが入り始める。

一方、息子を奪われた父親は息子を取り戻そうと、アザーズを探しにいく。同じ頃、生存者たちはアザーズと思われる一人の男を捕らえた。だが生還した息子の父親はそのアザーズを逃がしてしまう。

息子の父親は生存者の主力メンバー4人を引き連れてアザーズのもとへ。息子と引き換えに彼らを引き渡す。一方、コンピュータの数値が0になったとき、飛行機墜落の理由が判明する。島の謎が一つ明らかになるとき、また別の謎が生まれる。

いや~、止まらないね。読み続けちゃう。これで合計10冊か。ものすごい勢いで読んだな。ってかいつ終わるの?(笑)

2007年4月 4日 (水)

LOST SEASON1

評価 上の下

1台の飛行機が墜落した。その生存者は48名。彼らは墜落した島で救助を待ちながら、協力して生活していく。彼らは謎の巨大生物や、彼らに忍び寄る他の人(アザーズ)の影に怯えながらも、なんとか生き延びていく。そのうちに、48人の人々は訳ありの過去を抱えていることが明らかになってくる。

月日が経つにつれ、彼らのうちの4人はいかだを作り、島を脱出し、救助を呼びに行くことを決心する。一方、島には謎のハッチがあった。アザーズが子どもを奪いに襲撃してくるという夜、一行はハッチをあけることに成功した。島の残留組に何も起こらないままその夜が明けたが、時を同じくしていかだの4人組がアザーズに襲われ、子どもが奪われた。

ハッチの中には何があるのか?アザーズがその子どもを狙ったわけは?アザーズの正体は?過去と決別(LOST)した48人のサバイバル・サスペンス・ミステリーはSEASON2に続く。

これはおもしろいね~!!リアルに「24」並におもしろい。ただ長いのが欠点かな。SEASON1で5冊あるのに、謎は深まる一方だし(笑)SEASON2も5冊あるし。あまり長いと結末に対する期待も大きくなっちゃうから、それが心配。あとは長すぎて途中からだらだらしてきちゃうかも。ただ、とりあえず今のところは文句なしです!!

2007年1月 1日 (月)

手紙

評価  上の下

弟のために強盗殺人を犯してしまった兄と、その兄がいることによってうける様々な差別に苦しむ弟の話。

ってかめちゃくちゃ重いな。例え人種差別とかはなくなったとしても、犯罪者とその家族に対する差別は一生なくならないんだろうな。

昨日引退しちゃった須藤元気がよく言ってた、”We are all one”が実現する時代がきてほしいね!!

こうせい頭悪いくせになかなか考えさせられる本読んでるじゃん(笑)

2006年12月21日 (木)

ラッシュライフ

評価  上の下

泥棒を職業とする男。父に自殺された、神に憧れる青年。不倫相手との再婚を企む女性カウンセラー。野良犬を拾った無職の男。この4人を中心として描かれる4つの人生が、やがて、交錯し始め、意外な未来が訪れる。

この物語は普通にいいね!!今回は結末を完璧には読めなかったわ!!!いや~惜しいとこまではいったんだけどな~。だけど、俺の読みだとどうしても矛盾が生じちゃうんだよ。まさか、アレがあったとは!!小説の書き方がうまいってことかな!!!

この本は2回読みたくなるね!!そんな本。こういう最後の方に一気に全てがつながっていくやつ大好き!!!!

カティフラムまたなんか本貸して~~!!ってかパンツ返して欲しければ貸せ(笑)

2006年10月12日 (木)

夜のピクニック

評価  上の下  小説。

普通に楽しかった。感想はあまり言葉では言い表せないんだけど、青春だね!内容は高校のイベントでの歩行祭で、ある女の子が男の子に話しかける話。

これは、何気その話しかける所以外のイベントに抱く感想にも、めちゃくちゃ共感できるんだよね。始まったころは「まだまだこれから。先は長い。」とか思ってるんだけど、途中からはどんなに辛いイベントでも心のどこかで終わっちゃうことを寂しく思う自分がいる・・・って経験は誰もがしたことあると思う。

話しかける所ももちろんいい。とにかく共感できることが多い!!そのイベントの中でなされる会話もやっぱり恋の話もあって、青春だった。今、結構浸ってる感じがする。高校生の頃に戻りたいって素直に思う。

けどそれはやっぱり無理で、そう思うと切なくなってくる。今はもう大学生だし、イベントみたいなものも高校時代とは違ってクラスみたいなつながりは全くない。高校時代にもっと積極的にイベントに参加すればよかったな。

どんな小さなことでも、くだらないことでもいい。みんなで何かをする。これって素晴らしい!!

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