2月16日。
この日の朝食はクリスティン家にあったパンを焼いて、ベルギー特有のチーズとバターで食べた。チーズはちょっと匂うんだけど、味は確かです。ちなみに前日のスコーンにもつけて食べました。クリスティンとベンは仕事があるのでもう家にいません。クリスティンが家を出る前にちょっと会うことができたんだけど、クリスティンは水色のジャージ姿でした。そのジャージはクリスティンがNさんの所にホームステイした時の高校のジャージらしく、左胸には「クリスティン」と書いてありました。なぜジャージ?と思ったでしょ?クリスティンは自転車通勤です。片道40分。毎日チャリとか健康的だな。
準備を整えて家を出る。この日も駅で1日乗車券を買う。この1日乗車券、乗る位置によっては往復するだけで元が取れます。ちなみに券売機は日本語機能もついてます。さすが観光大国!横断歩道には「LOOK LEFT」とか「LOOK RIGHT」とか書いてあるしね。
グリーンパークで乗り換え、レスタースクエアで下りる。チケッツという店へ。ここはミュージカルの売れ残りの当日券が安い値段で売られてるんだけど、うちらはその中から、「The Sound of Music」を選ぶ。この店に着いたのが9時半ぐらいなんだけど店自体は10時から。だけど、10時にはけっこう列ができてた。さすがミュージカルの本場だけあるね。
この後はタワーヒル駅へ向かったんだけど、Nさんが乗る電車を間違えて、だいぶ遠回りをしました。俺うすうす電車違うの気づいてたんだけど、何も言わなかった(笑)
無事にタワーヒル駅に着いて地上に出ると、すぐ傍にロンドン塔。近くには意味のわからない立派な建物もあり、それも敷地内の芝生から写真を撮りました。ちなみにうちらが買っていった変圧器がイギリスでは使えないため、写メは1枚も撮れなかった。非常に悔しい。
ロンドン塔への入場券は長蛇の列。冬のイギリスは夏よりかは観光客少ないはずなのにあの列はすごい。さすが観光大国。もはや、並ぶ気にはなれない。まぁ元々入るつもりそこまでなかったけど。
近くの店で名物「Fish and chips」を一つ購入。魚のフライ一つとフライドポテトがわんさか入ってます。まだ11時半前だったんだけど、俺もNさんもお腹がめっちゃ空いたので、昼食をとることにしたんだよね。缶の飲み物もセットになってたから、コーラをもらう。これらを持ってロンドン塔の裏側、つまりテムズ河沿いへ。ここにはタワー・ブリッジがあります。そう、船が通ると橋があがる、例のやつです。
これを見ながら、2人でベンチに座ってFish and chipsを食べた。おいしい。ジャンキーなのってやっぱいいよね。特にタルタルソースがおいしかった。イギリスにいる間にもう一回食べようって話になりました。ちなみにここではけっこう日本人を見かけた。
その後はテムズ河沿いを歩きました。異国の地でいい景色を眺めながらの散歩は格別です。途中で内陸に入ると、日本人の大学生と思われる男3人組がいました。ちなみに3人組といってもよ~すけ、おき、Y氏ではありませんでした。彼らは体調を崩しに別の国へ行ったので。正確に言うと、よ~すけは女目当てで、あとの2人が体調を崩しにって感じかな。あと、この近くに回転寿司の店もありました。
河沿いにはロンドン橋があった。「ロンドン橋落ちた~」のロンドン橋です。ってかマザーグースって常識?俺とクリスティンは知らなかったんだけど、Nさんとベンは知ってた。Nさんはこれを常識として、俺が知らないことにショックを受けてた。
再び河沿いへ出てちょっと歩くとミレニアムブリッジ。それを背景に写真を撮り、内陸へ。セントポール大聖堂があります。そこは一番上まで行くと、真反対側で話すひそひそ話が聞こえるらしいから、それをやろうってことになってたんだけど、またも入場するには長蛇の列に入り込まないといけないので断念。さすが観光大国。
この後はミレニアムブリッジを渡り、テムズ河の反対側を歩く。クリスティンに反対側のほうが景色がきれいって言われてたしね。このミレニアムブリッジを渡るときの空には飛行機雲がいっぱいあってすごかった。
途中でどっかの国の親子が「マリオ」という子供を捜してた。子供も必死にマリオを探してた。「マリオ~」と呼ぶ声がけっこう遠くまで響いていました(笑)あと、子供がハイスピードで自転車を漕いでいたらしく(Nさんが警察の話を聞いて訳してくれた)、警察に怒られてた。
ベンチに座って休憩。この時に買ってあった水が尽きたから、俺はコーラをペットボトルに移さない?と提案。最初はNさんものってきたんだけど、俺が本気で言ってるとわかった途端にひいてた(笑)
テート・モダン、ナショナルシアターなどを通り抜けていくと、見えてきたのはロンドン・アイ。観覧車です。このゴンドラは一回で大量の観光客を乗せるため、ムードもクソもありません。まぁ乗ってないんだけどね。ここも当たり前のようにすごい人だかりだし。
ロンドン・アイの近くは広場になっていて、パフォーマーがいっぱい。前から見ると腕を出してギターを弾いてるんだけど、後ろから見ると普通に音楽再生させてた。あと、忘れたけど何かのコスプレをした男2人組が、日本語で「写真撮って」と言ってきたので、写真を撮ると、「カメラ貸して。撮ってあげるよ。」と言ってきた。もちろん断ったけどね。日本語で話しかけてきたことが、今までいかに日本人がカモられてきたのかを表してる気がする。
このすぐ横にはロンドン水族館があり、この入場券売り場にもすんごい人。そんなに好きなら自分の国の水族館行けばいいのに。
この近くの橋を渡る。そこには国会議事堂があります。そう、ビックベンもあります。ビックボンではありません。まぁビックボンは内輪ネタだから誰もわかんないと思うけど。Nさんも全く笑ってなかったしね(笑)
これらを写真に収めた後は、ウエストミンスター寺院へ。ダイアナ妃の葬儀が行われた場所です。ここは多少並んで中に入ることに。
日本語の音声ガイドが無料なのでそれを聞きながら進む。所要時間はざっと1時間ちょい。見所が多く、集中するため結構疲れた。でも楽しかったよ。
ここを出るとセントジェイムズ・パークを歩いて、バッキンガム宮殿へ。中の兵隊が足を上げたといってNさんが興奮。しばし次のタイミングを待つも、まぁ別に人間誰でも足あげるしね、という俺の主張が通り先へ行くことに。なお、国旗が上がってたから、中に偉い人がいたっぽい。
バッキンガム宮殿の前の通りを進む。途中にセント・ジェイムス宮殿があり、そこにも兵隊が。ちょうど新しい兵隊が出てきて、交代した。この時、兵隊との会話を2人で妄想。
「はい、シフト交代です。」「遅いよ、もっと早く来いよ。」
みたいな感じだったかな。新しく入った兵隊は群集を見てニヤニヤしてた。
だけど、この場所でもっとも印象に残ったのはリス。こいつがめっちゃかわいい。Nさんがチョコのナッツをあげると、手にとって走っていって埋めた。そんで、その後、Nさんが手を出すと走って戻ってきて、またちょ~だい、みたいな姿勢を見せてきたんだよね。マジかわいかった。他の群集も気づけばリスに注目してたし。
そこからちょっと道なりに歩くと海軍門。海軍の門だけあって大きくてかっこいい。
そしてもうちょい歩くとトラファルガー広場。ネルソン提督の記念柱と三越のライオンがあります。また、ナショナルギャラリーもあり、ここはけっこういい広場。
ここまで歩くと俺もNさんもさすがに結構疲れがたまってきたから、ミュージカルの方面に歩きつつ、夕食を食べる場所を探すことに。
途中でエロスの像を横目に見ながら歩いて、お店に入る。だけどそのお店のご飯は17時からだった。そう、こんだけたくさん回ったにもかかわらず、17時までまだ10分ぐらいあったから、先にコーヒーを注文。俺はカフェオレを頼んだけど、日本のと違ってめっちゃクリーミーだった。量も半端ないしね。夜ご飯はまたもジャンクフード。Nさんはでっかいハンバーガー、俺はポークステーキです。両方とも大量のフライドポテトがついてきます。俺のやつはステーキにかけたソースが不思議な味がして、イマイチだった。ハンバーガーはおいしかった。
ここで1時間ぐらい休んで、劇場のロンドン・パラディウム・シアターを目指す。行く途中でユニクロとかめがねのミキとかもあってちょい感動。
シアターの前にLIBERTYという店があったので入る。Nさんのお気に入りらしい。Nさんはここで花柄のハンカチを購入。お土産だそうです。
シアターは思ったよりもちっちゃい。しかも入場口がわからない。そこでうろうろしてると、親切なおじさんが教えてくれた。
「ここは従業員の通用口だよ。客はあっち。」
ということで正面口へ。さすがに人がいっぱい。中国人と思われる女の子3人組に写真を撮ってほしいと頼まれたので(Nさんが)撮る。基本、写真頼まれるのって英語だから、Nさんが撮ります(笑)売れない芸人みたいな売れない劇員が列の整理をしてた。どこに並べばいいかわからないうちらはその人に質問。その人の答えにNさんとそれを聞いてた人たちが笑った。Nさんに彼がなんて言ったのか聞くと、
「君たちが並ぶのはこの列だよ。だけど、もっと前に行ってくれないかな?だってここ、道だから」
だそうです(笑)日本人だと言わないような発言だよね。こういうの好き。
劇場の中に入って、観客席が開くのを待ってる間はNさんの変顔ショーが開演。盛り上がりはまぁまぁかな(笑)
観客席が空いて、開演まで待ってる間に例のコーラを飲みました。
そして19時半。開演です。このミュージカルには有名な歌がいっぱい。「ドレミの歌」とか「そうだ、京都へ行こう」のあのテーマソングとかが歌われます。劇中のセリフは全部英語。もちろん俺はサッパリ(笑)たまに出るらしいジョークで劇場が笑ったときにNさんも笑った。この人の英語力やっぱすごいと再確認した瞬間です(笑)
セリフがまったくわからないから、つまらなかったのかと聞かれると答えはNO。Nさんにあらかじめストーリーを聞いていたのと、劇中にもちょくちょくセリフを訳してくれたおかげで十分に楽しめました。最後なんかちょっと泣きそうになったしね(笑)
22時過ぎに終わって、帰路に着く。
家に着くと俺は疲れきってたんだけど、Nさんは元気。なぜ??
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